入試説明会のお知らせ

  • 2019.03.04 Monday
  • 15:07

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相川桃子(広島市芸).JPG

 

美大芸大をめざして頑張っている受験生のみなさん、このたび原田美術教室(0827−43−0835、岩国3−13−9)では京都造形芸術大学の事務局長・吉田さんをお招きして、下記の要領で同大学の具体的な受験情報のみならず特に学部学科及び各コースの内容や実態等々についての説明会を下記の要領で設定しますのでご案内いたします。

同大学に限らず自分が進学したい大学の専攻・学科コースでいいのか、美大・芸大の具体的な研究のようすを理解することで自分のイメージしている進学コースの確認をする為の絶好の機会となるはずです。

また、受験合格者の実作品を拝見させていただくこともできますので、日ごろの自作との比較検討も可能になります。

保護者におかれましても美大・芸大でどのような課題に取り組みどのような研究をし、社会でどのように役立てられ機能するか等々しっかりしたイメージをもつことができると思いますので、なるべくご一緒に参加していただければと思っています。

 

記 

日時  2019年3月17日(日)

時間  10:00〜(約1〜2時間くらい)

場所  原田美術教室(岩国市岩国3‐13‐9)

連絡・問合せ先 原田文明(携帯090-1189-4775 教室0827-43-0835)

あっ、キノコが・・・

  • 2019.02.18 Monday
  • 11:01

 

 

あっ、こんなところにキノコ

 

メジちゃんがきている

  • 2019.02.17 Sunday
  • 17:01

 

 

メジロのメジちゃんがきている

県美展がはじまる

  • 2019.02.15 Friday
  • 13:30

 

 

 

山口県美展が14日から山口県立美術館ではじまっています。当美術教室から藤本スミ(85才)さん、浜桐陽子さん、中村みどりさん、玉井康子さんの4人が入選しています。

なお、藤本スミさんは優秀賞を浜桐陽子さんは佳作賞を受賞しました。

みなさん、この機会に是非ぜひ県美展までお出かけいただければと思います。

 

 それぞれの作品の講評

 

表彰される藤本スミさん(85才)

 

また、シンフォニア岩国では金子司さんの陶芸展(県立萩美術館・浦上記念館主催)が明日14日からはじまります。関連企画やギャラリートークも予定されています。

こちらは広報が不足していてあまり知られていませんが、こちらもおすすめの作品展です。是非、行ってみてください。  

 

 

 

しょうがくせいだ しゅっぱつだ

  • 2019.01.21 Monday
  • 15:33

 

新年の年明けに『磯崎有輔彫刻展』を訪ねた際、周南文化財団が発行している『かるちゃあ通信 花畠』の冒頭に周南美術博物館の館長有田さんの新年のごあいさつにふれる機会を得ました。

今年は周南市が生んだ詩人・まどみちおさんの生誕110年にあたるとのこと。この著名な詩人の顕彰や研究はいろいろな方々によってすすめられてはいるもののまだまだ未知の部分が多いといわれます。

ここでは『ロケット』という童謡の調査からここに紹介した校歌「しょうがくせいだ しゅっぱつだ』に辿りつき校名もなく漢字もつかわれていないこの校歌が発表されたとき多くの関係者を驚かせたというエピソードを紹介しています。

この新傾向の校歌を詩人・谷川俊太郎は高く評価し、校歌を生きた歌にするのは、生徒と教師がつくっていく歴史そのものにある、とくくられたということです。

 

しょうがくせいだ しゅっぱつだ(作詞:まどみちお 作曲:金光威和雄)

 

けんかを したって ともだちだ

あだなを つけても せんせいだ

やっほー やっほー

しょうがくせいだ しゅっぱつだ

おとなへ むかって

あしたへ むかって

やっほー

 

なんでも ほんきだ てきぱきだ

ゆびきり げんまん まもるんだ

やっほー やっほー

しょうがくせいだ しゅっぱつだ

せかいへ むかって

へいわへ むかって

やっほー

 

ちきゅうが みんなの ふるさとだ

ツクシも メダカも しんるいだ

やっほー やっほー

しょうがくせいだ しゅっぱつだ

きぼうへ むかって

うちゅうへ むかって

やっほー

 

このまなざしは色あせるどころかますます輝きを放っているように思われます。

この国だけでなく、ますます殺伐としていく世界の情勢を見てもこの校歌はぼくたち大人へ向けられているようにも感じとれる気もします。

校名のないじつに不思議な校歌です。

 

磯崎有輔彫刻展

  • 2019.01.11 Friday
  • 20:05

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アートドキュメント2004錦帯橋プロジェクトで岩国のぼくたちともお馴染みの彫刻家磯崎有輔さんの大規模な展覧会が明日12日から3月10日まで周南市郷土美術資料館にて開催されます。

磯崎さんは周南市生まれで東京芸大彫刻科コースに学んだ新進気鋭の彫刻家の一人です。

ぼくは周東パストラルホールで行われた作品展で彼の『CELL』という抽象的な作品にふれたのが最初の出会いでした。

その後、錦帯橋プロジェクトに参加していただき参加作家の肖像彫刻を錦雲閣に並べた「ハーモニー」という作品を制作されました。錦帯橋プロジェクトに出品されたその作品は平成の架け替え事業にともなう錦帯橋の解体材料で巨大な台座に設置したもので錦帯橋を訪れた多くの人に注目されました。

このころは具象的な作風でしたがその後2014年だったか東北の被災地を訪ねる前に東京銀座のフォルム画廊で行なわれた個展を横須賀市立美術館の『小林孝亘展』と町田市文学館の『赤瀬川原平と尾辻克彦展』とともに拝見しました。

ところが銀座の画廊は日曜日が休廊ということを忘れていてそのときは残念ながら磯崎さんの個展は画廊のウインドウ越しに小品を観ることしかできませんでした。

今回はそのとき見逃した大作が拝見できそうで楽し みです。

みなさんも是非とも周南市へ足を運んで楽しんでいただければと思います。

 

 

 

 

直ぐにわからないもの

  • 2018.10.31 Wednesday
  • 20:22

 

たしかに馬鹿げた二分法というほかない。どうしてこのような考えが出てくるのか本当に理解しがたい問題である。近ごろ話題となった高校の国語が「論理国語」と「文学国語」という二つの選択にわかれるという報道のことだ。

 

吉本隆明さんが晩年おこなった講演『芸術言語論で、言葉とは自己表出と指示表出の二つの概念から成り立っていると云われていたことを思い出した。

そのとき、吉本さんは自己表出の究極はすなわち「沈黙」だとも・・・・・

 

先ごろ亡くなられた樹木希林さんの遺作映画『日日是好日』では、「この世には直ぐにわかるものと直ぐにわからないものの二種類があり、直ぐにわからないものは時間をかけて少しずつ」というお茶の作法と精神性について説く興味深いフレーズがあった。

ここではインターネットやSNSなど今どきの手軽にはいる情報とはひと味もふた味もちがう経験のあり方が問われている。つまりは、効率化や利便性、わかり易さや実現力などという美名のもとに性急な結果を求める価値観の偏重や過大評価によるものなのか、とも思う。

 

このことは私のこれまでの作品制作における重要なテーマでもあり、身体性の問題を抜きにしては語れない。

いうなれば、主体と客体この二極間の超克はメタフィジカルな現代の霊性論や無分別知的な主客未分の直覚ともいえる存在のあり方と深く連動している。

 

写真は11月21日から25日までシンフォニア岩国で発表する3年ぶりの個展のご案内です。どうぞ、気軽にご来場いただければ有難いです。

 

グループ小品展2018

  • 2018.08.30 Thursday
  • 16:33

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グループ小品展のフライヤーが仕上がりました。10月3日(水)からシンフォニア岩国で開催される原田美術教室のメンバー会員による比較的小さな作品を集めて行われるもので、絵画のいろは展とともに隔年で開催されています。

だから、前回は2016年に同会場で行われ大盛会となりました。

とりわけ、各自の日頃の取りくみ方と指導者(原田)の視点を説明した「鑑賞一口メモ」が大人気となり、今回のフライヤーに一部使われています。

このブログでもすでに紹介していますが、いま現在はこの暑さにもめげずに皆さん一生懸命制作に励んでいます。

出品者の高齢化もすすみ多少の顔ぶれも入れ替わっていますが、前回に劣らぬ楽しい展覧会が予想されます。乞うご期待!

 

 

この展覧会グループ小品展は、絵を描きはじめて間もない初心者から山口県美展・岩国市美展など他の美術コンクールや個展などで活躍している経験者までを含む原田美術教室の研究生で構成され、絵画のいろは展とともに隔年で開催するものです。

特に今回の小品展では、日ごろの研究成果を発表すると同時に、人と人、表現と表現のふれあうなかで単に技術の習得のみならず、絵を描くことで何を考え、何を発見することができるかということ。そして、「文化的な営みと豊かさ」あるいは「活力と潤いのある生活」とは何か、という問いについて考えることを目的としています。

また、研究生として互いの親睦を兼ねたコミュニケーションを大切にし、互いの作品を認める楽しさを発見すると同時に表現の多様性について考え、アートの楽しさを伝えることで地域の芸術文化活動の普及と発展に寄与し貢献したいと願うものです。

 

原田美術教室メンバー会員より

 

平和の詩

  • 2018.07.30 Monday
  • 13:57

沖縄の「慰霊の日」(6月23日)、沖縄全戦没者追悼式で読んだ沖縄県浦添市立港川中学校3年相良倫子(14)さんの平和の詩「生きる」が今も話題となっているという。

賛否両論、相良さんは多様な意見が出た経験を糧に「もっと大きく物事を見られる人になりたい」としている。

相良さんの元には全国から100通近い手紙やメールが届いたという。自分の好きな沖縄の景色から書き始めた詩。戦争の景色、怒りの感情、素晴らしいこの詩をあらためて読み返してみよう。

 

「生きる」

私は、生きている。/マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、/心地よい湿気を孕(はら)んだ風を全身に受け、/草の匂いを鼻孔に感じ、/遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。

私は今、生きている。

私の生きるこの島は、/何と美しい島だろう。/青く輝く海、/岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、/山羊(やぎ)の嘶(いなな)き、/小川のせせらぎ、/畑に続く小道、/萌(も)え出(い)づる山の緑、/優しい三線(さんしん)の響き、/照りつける太陽の光。

私はなんと美しい島に、/生まれ育ったのだろう。

ありったけの私の感覚器で、感受性で、/島を感じる。心がじわりと熱くなる。

私はこの瞬間を、生きている。

この瞬間の素晴らしさが/この瞬間の愛(いと)おしさが/今と言う安らぎとなり/私の中に広がりゆく。

たまらなく込み上げるこの気持ちを/どう表現しよう。/大切な今よ/かけがえのない今よ

私の生きる、この今よ。

七十三年前、/私の愛する島が、死の島と化したあの日。/小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。/優しく響く三線は、爆撃の轟(とどろき)に消えた。/青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。/草の匂いは死臭で濁り、/光り輝いていた海の水面(みなも)は、/戦艦で埋め尽くされた。/火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、/燃えつくされた民家、火薬の匂い。/着弾に揺れる大地。血に染まった海。/魑魅魍魎(ちみもうりょう)の如(ごと)く、姿を変えた人々。/阿鼻叫喚(あびきょうかん)の壮絶な戦の記憶。

みんな、生きていたのだ。/私と何も変わらない、/懸命に生きる命だったのだ。/彼らの人生を、それぞれの未来を。/疑うことなく、思い描いていたんだ。/家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。/仕事があった。生きがいがあった。/日々の小さな幸せを喜んだ。手をとり合って生きてきた、私と同じ、人間だった。/それなのに。/壊されて、奪われた。/生きた時代が違う。ただ、それだけで。/無辜(むこ)の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。

摩文仁(まぶに)の丘。眼下に広がる穏やかな海。/悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。/私は手を強く握り、誓う。/奪われた命に想(おも)いを馳(は)せて、/心から、誓う。

私が生きている限り、/こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。/もう二度と過去を未来にしないこと。/全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。/生きる事、命を大切にできることを、/誰からも侵されない世界を創ること。/平和を創造する努力を、厭(いと)わないことを。

あなたも、感じるだろう。/この島の美しさを。/あなたも、知っているだろう。/この島の悲しみを。/そして、あなたも、/私と同じこの瞬間(とき)を/一緒に生きているのだ。

今を一緒に、生きているのだ。

だから、きっとわかるはずなんだ。/戦争の無意味さを。本当の平和を。/頭じゃなくて、その心で。/戦力という愚かな力を持つことで、/得られる平和など、本当は無いことを。/平和とは、あたり前に生きること。/その命を精一杯輝かせて生きることだということを。

私は、今を生きている。/みんなと一緒に。/そして、これからも生きていく。/一日一日を大切に。/平和を想って。平和を祈って。/なぜなら、未来は、/この瞬間の延長線上にあるからだ。/つまり、未来は、今なんだ。

大好きな、私の島。/誇り高き、みんなの島。/そして、この島に生きる、すべての命。/私と共に今を生きる、私の友。私の家族。

これからも、共に生きてゆこう。/この青に囲まれた美しい故郷から。/真の平和を発進しよう。/一人一人が立ち上がって、/みんなで未来を歩んでいこう。

摩文仁の丘の風に吹かれ、/私の命が鳴っている。/過去と現在、未来の共鳴。/鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。/命よ響け。生きゆく未来に。/私は今を、生きていく。

 

グスティとダウン症

  • 2018.07.20 Friday
  • 09:30

マルコとパパ(グスティ作 宇野和美訳 偕成社)

 

この本はラテンアメリカ出身の人気イラストレーターとダウン症としてうまれた息子マルコとの出会いと愛おしいい毎日のようすをスケッチブックで記録した絵本です。

ボローニャ・ラガッツィ賞 障害の本部門 最優秀賞

ミュンヘン国際児童図書館 推薦図書

IBBY障害児図書資料センター推薦図書

 

 

最初は受けいれられなかったグスティはやがて、ありのままのマルコを愛するようになっていく・・・

 

 

アンヌは「なんの」もんだいもなくうけいれた。

 

 

長男のテオはどうした・・・

 

 

 

この絵本、本当にゆかいなゆかいな家族のおはなしです。どうぞ手にとって楽しんでください。

そういえば、今年の香月泰男ジュニア大賞絵画展のテーマも、岩瀬成子の新刊『地図を広げて』(偕成社) も〈家族〉がテーマでしたな、、、

 

 

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原田美術教室の活動


☛ 絵画のいろは展2019
2019年11月27日wed〜12月1日sun
10:00〜18:00
シンフォニア岩国企画展示室


この展覧会は、絵を描きはじめて間もない人から山口県美展・岩国市美展など他の美術コンクールや個展などで活躍している大人に加えて、これまでTRY展として活動してきた子どもたちを含む初心者から経験者までの作品を一堂に展示する原田美術教室の研究生およそ30人で構成するものです。
アトリエや教室での日ごろの研究成果を発表すると同時に、人と人、表現と表現のふれあうなかで単に技術の習得のみならず、絵を描くことで何を考え、何を発見することができるかということ。また、「文化的な営みと豊かさ」あるいは「活力と潤いのある生活」とは何か、という問いについて考える契機となることを願っています。「絵画のいろは」とはこのように制作上の技術の問題だけでなく、日常生活での活力や潤いのある生活のあり方を考える実践的問いかけに他ならないのです。
特に今回は子どもたちの作品を含めてそのことについて考える風通しのいい会場構成となっています。研究生として親睦を兼ねたコミュニケーションを大切にし、互いの作品を認める楽しさや表現の多様性について考え、アートのおもしろさを伝えることで地域の芸術文化活動のささやかな普及と発展に寄与したいと願うものです。

子どもの作品が大人気
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☛ グループ小品展2018
2018年10月3日(水)〜10月7日(日)
シンフォニア岩国企画展示室
この展覧会グループ小品展は、絵を描きはじめて間もない初心者から山口県美展・岩国市美展など他の美術コンクールや個展などで活躍している経験者までを含む原田美術教室の研究生で構成され、絵画のいろは展とともに隔年で開催するものです。 今回のグループ小品展では、日ごろの研究成果を発表すると同時に、人と人、表現と表現のふれあうなかで単に技術の習得のみならず、絵を描くことで何を考え、何を発見することができるかということ。そして、「文化的な営みと豊かさ」あるいは「活力と潤いのある生活」とは何か、という問いについて考えることを目的としています。 また、グループ研究生として互いの親睦を兼ねたコミュニケーションを大切にし、互いの作品を認める楽しさを発見すると同時に表現の多様性について考え、アートの楽しさを伝えることで地域の芸術文化活動の普及と発展に寄与し貢献したいと願うものです。




  

山口県美術展覧会2019


2019年2月14日(木)−3月3日(日)
9:00−17:00(入館は16:30まで) 
休館日:2月18日(月)、25日(月)
観覧料/一般:500(400)円 学生:400(300)円( )内は20人以上の団体料金
*18歳以下は無料 *70才以上の方、中東教育学校、高等学校、特別支援学校に在学する方等は無料 *障碍者手帳等をご持参の方とその介護の方1名は無料
山口県立美術館
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原田文明展 ドローイングインスタレーション2018


2018年11月21日wed−25日sun 10:00−18:00
シンフォニア岩国企画展示ホール





ドローイングインスタレーションは、ここ十数年にわたって絵画表現の可能性について考えてきた一連の営為の中で、偶然とも必然ともいえる結果として発見されたものです。
私はこれまで「具体絵画」と称して、物質(素材)が表現目的の手段として扱われるのではなく、物質のあり方それ自体を色彩やフォルムと等しく絵画の重要な構成要素とする一連の作品を制作してきました。
ここでは行為と物質がもたらす一回性の出来事さえも絵画を成立させる重要な要素として捉え、作為的な感性によって空間へと展開されています。いうまでもなく、そのことによって生成される新しい意味と存在の可能性をリアルな知覚的世界として位置づけ、形而上学的な意味を問いかける主知的な営為と考えてきたのです。
さらに、その表現形式のあり方は平面的な二次元の世界から室内空間(場所)を構成する三次元的な世界へとその機能性を拡張し、ドローイングインスタレーションともいうべき様式へと変容させ意識化されてきたとも云えます。
私にとってもはや絵画は多元的な空間へと自在に移ろうイリュージョンの世界へと変容してきたと云うべきかもしれません。それは身体性を意識したメタフィジカルな実践として存在論的に見えかくれする場面への接近であり、換言すれば世界を包み込む現存(リアルな世界)への希求の現われというべきかも知れないのです。
本展はこれまでの多岐にわたる活動をふまえてたどりついた新作ドローイングインスタレーションの様式にさらに色彩的要素を取り入れることによって新境地への挑戦と可能性を探求する原田文明の現況とその一端を示すものです。

里の芸術一揆「里山 ART Project 吉賀」



本プロジェクトは隔年式のアートビエンナーレとして、将来の「地域」「文化」「くらし」を考える文化的なムーブメント(運動)をつくることを目的とするものです。また、地域の農耕文化や伝統に学び、芸術文化の振興発展と普及のみならず、「生活と芸術」「過去と現在」「人と地域」の交流を軸とする文化による地域づくりについて考えるものです。 このことは、吉賀町がこれまで取り組んできた自然との共存共生を願うエコビレッジ構想と合わせて、人間の営みとしての文化と里山の自然について考えることであり、里山に潜在する魅力とその可能性を再確認し文化意識の変革と活性化を推進するものです。 今回は、現代アートの最前線で活躍する8名のアーティストによる最新作を現地で制作し、地域住民とともにワークショップや生活文化など多方面での活発な交流が実現されるものと考えています。 2010年10月開催予定。

岩瀬成子話題の本棚


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『地図を広げて』(岩瀬成子著 理論社)
父親と2人暮らしの鈴のもとに、母親が倒れたという知らせがとどく。母はそのまま亡くなってしまい、母親のもとにいた弟の圭が、鈴たちといっしょに暮らすことになった。 たがいに離れていた時間のこと、それぞれがもつ母親との思い出。さまざまな思いをかかえて揺れ動く子どもたちの感情をこまやかにとらえ、たがいを思いやりながら、手探りでつくる新しい家族の日々をていねいに描いた感動作。

『ともだちのときちゃん』(岩瀬成子作 植田真絵 フレーベル館)
フレーベル館【おはなしのまどシリーズ】として出版された岩瀬成子の新刊『ともだちのときちゃん』は、イメージの広がりとこの年頃の子どもが経験する瑞々しい出会いにあふれています。(略)著者はそういう細部をみつめる子どもの感情をとてもよく描いていて、このお話しの最後のところでたくさんのコスモスの花にかこまれて青い空と雲をみつながら「ぜんぶ、ぜんぶ、きれいだねえ」とふたりの気持ちをつたえています。

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『ちょっとおんぶ』(岩瀬成子作 北見葉胡絵 講談社)
6才のこども特有のイノセントな感覚世界。この年ごろの人間だけが経験できる世界認識のあり方が本当にあるのかもしれない。あっていいとも思うし、ぼくはそれを信じていいようにも思います。名作「もりのなか」(マリー・ホール・エッツ)が普遍的に愛読されるのもこの点で納得できる気がするのです。
この本の帯にあるように、絵本を卒業する必要はないけれど絵本を卒業したお子さんのひとり読みや、読みきかせにぴったり!といえるかもしれません。どうぞ、手にとって読んでみてくださいね。

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『マルの背中』(岩瀬成子著 講談社)
父と弟の理央が暮らす家を出て母と二人で生活する亜澄は、駄菓子屋のおじさんから近所で評判の“幸運の猫”を預かることに。野間児童文芸賞、小学館文学賞、産経児童出版文化大賞受賞作家による感動作!

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『ぼくが弟にしたこと』(岩瀬成子著 長谷川修平絵 理論社)
成長の予兆を感じさせるように父と再会した麻里生には、次第に人混みにまぎれていく父の姿は特別な人には見えなかった。著者は帯にこう書き記している。どの家庭にも事情というものがあって、その中で子どもは生きるしかありません。それが辛くて誰にも言えない事だとしても、言葉にすることで、なんとかそれを超えるきっかけになるのでは、と思います。

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『きみは知らないほうがいい』(岩瀬成子著・長谷川集平絵、文研出版)
2015年度産経児童出版文化大賞受賞。
クニさんの失踪、クラスメートの関係性が微妙に変化するいくつかのエピソード、昼間くんの手紙、錯綜するその渦の中で二人の心の変化と移ろいを軸に物語は複雑な展開をみせる。
最終章、米利の手紙にはこう書いてある。それはぐるぐると自然に起きる渦巻のようなものだった。「いじめ」という言葉でいいあらわせない出来事があちこちで渦巻いている学校。
それでも明るい光に照らされている学校。そして苦い汁でぬるぬるとしている学校。学校よ、と思う。そんなに偉いのか。そんなに強いのか。そんなに正しいのか。わたしは手でポケットの上をぽんぽんとたたいた。

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『あたらしい子がきて』(岩瀬成子著、上路ナオ子絵、岩崎書店)
前作『なみだひっこんでろ』の続編のようでもあり、“みき”と“るい”姉妹のお話となっているけれど、ストーリーそのものはそれとはちがうまったく新しいものである。 ここでは、お母さんのお母さんとその姉、つまり“おばあちゃん”と“おおばあちゃん”という姉妹がいて、知的障害のある57歳の“よしえちゃん”とその弟の“あきちゃん”の姉弟が登場する。 このように“みき”と“るい”姉妹の周りにもそれぞれの兄弟が重層的に描かれている。
第52回野間児童文芸賞、JBBY賞、IBBYオナーリスト賞を受賞。

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『くもりときどき晴レル』(岩瀬成子著、理論社)
ひとを好きになるとどうして普通の気持ちじゃなくなるのだろう。誰でもこのような不思議な感情に戸惑いを感じることがある。恋愛感情とも云えないやりきれない気持ちの動きと戸惑いをともなう心理状態のことだ。 本著は、「アスパラ」「恋じゃなくても」「こんちゃん」「マスキングテープ」「背中」「梅の道」という6つの物語で構成された短編集であるけれど、思春期を向かえる少し前になるそれぞれの子どもの現在としてそのやわらかい気持ちの揺れを瑞々しいタッチで描いたもの。

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『なみだひっこんでろ』(岩瀬成子著、上路ナオ子絵、岩崎書店)
今年度第59回課題図書に決定!

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『ピース・ヴィレッジ』(岩瀬成子著、偕成社)


大人になっていく少女たちをみずみずしく描く
「最後の場面のあまりのうつくしさに言葉をうしなった。私たちは覚えている、子どもからゆっくりと大人になっていく、あのちっともうつくしくない、でも忘れがたい、金色の時間のことを。」 角田光代
基地の町にすむ小学6年生の楓と中学1年生の紀理。自分をとりまく世界に一歩ずつふみだしていく少女たちをみずみずしく描いた児童文学。
偕成社から好評新刊発売中!

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 『だれにもいえない』(岩瀬成子著・網中いづる画、毎日新聞社)

小さな女の子のラヴストーリー。
点くんをきらいになれたらな、と急に思った。 きらいになったら、わたしは元どおりのわたしにもどれる気がする。 だれにも隠しごとをしなくてもすむし、 びくびくしたり、どきどきしたりしなくてもすむ。(本文より)
4年生の女の子はデリケートだ。 せつなくて、あったかい、岩瀬成子の世界。 おとなも、子どもたちにもおすすめの一冊。

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『まつりちゃん』(岩瀬成子著、理論社)
この作品は連作短編集という形式で構成され、抑制の効いた淡々とした表現で描かれているところが新鮮である。各篇ごとにちがった状況が設定され登場人物(老人から子ども)たちはそれぞれ不安、孤独、ストレスといった現代的な悩みを抱えている。その中で全篇を通して登場する“まつりちゃん”という小さな女の子は、天使のように無垢なる存在として現れる。その女の子と関わることによって物語は不思議なこと癒しの地平へと開示され、文学的世界が立ち上がるかのようだ。 岩瀬成子の新しい文学的境地を感じさせる魅力的な一冊ともいえる。

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『オール・マイ・ラヴィング』(岩瀬成子著、集英社)
■ 1966年、ビートルズが日本にやって来た!14歳の少女が住む町にビートルズファンは一人だけだった。 ■ 「オール マイ ラヴィング」とビートルズは歌う。聴いていると、だんだんわたしは内側からわたしではなくなっていく。外側にくっついているいろいろなものを振り落として、わたしは半分わたしではなくなる。ビートルズに染まったわたしとなる。 ■ 岩瀬成子の新刊、1月31日集英社から好評発売中。“あの時代”を等身大の少女の目でみつめた感動の書き下ろし長編小説 『オール・マイ・ラヴィング』 ■ ビートルズ ファン必見の文学はこれだ!

51dCgDlcLQL._SS500_.jpg『そのぬくもりはきえない』(岩瀬成子著、偕成社)
■ 日本児童文学者協会賞受賞


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『朝はだんだん見えてくる』(岩瀬成子著、理論社) ■ 1977年、岩瀬成子のデビュー作。本書はそのリニューアル版で理論社の『名作の森』シリーズとして再発行されたもの。

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