2011年7月30日(土)〜10月16日(日)
広島市現代美術館
ヒロシマ賞とは
世界最初の被爆地である広島市は、世界の恒久平和と人類の繁栄を願う「ヒロシマの心」を美術を通して世界へ訴えることを目的として、1989年に創設されました。広島市現代美術館ではその第8回目の受賞者となった受賞記念としてオノ・ヨーコ展を開催します。
1933年に東京で生まれたオノ・ヨーコは、半世紀以上にわたる前衛芸術家としての創作活動を通じて、視覚芸術、パフォーマンス、音楽、 フィルム、詩などの多様なメディアを駆使しながら、芸術の境界を広げてきました。人々の想像力に働きかけ、観客が実際に作品の制作に参加することを目的としたその作品は、1960年代以降の現代美術の潮流のひとつであるコンセプチュアル・アートの先駆的な表現として高く評価されています。その後も絵画や彫刻など特定のジャンルにとどまることなく、芸術表現の新しい形を創造し続けています。

鎮魂と未来への希望〜ヒロシマ・ナガサキ、そして東日本大震災
人類がその歴史のなかで体験した最大の悲劇のひとつであるヒロシマとナガサキ。そして多くの人々が命を落とした先の東日本大震災。展覧会は、これらの悲劇を経験した人々に対する鎮魂と、未来への希望の路を指し示す新作のインスタレーションを中心に、オノ・ヨーコのメッセージを世界に向けて発信するものです。