あーとランダム

現代アートを中心に活動している原田文明の公式サイトとブログ
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# 『雨月物語』(1953年、溝口健二監督作品)
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森雅之と京マチ子


バルセロナの友人、泊佐奈恵さんの情報で映画『雨月物語』を全編とおして鑑賞した。
原作:上田秋成、脚本:川口松太郎、監督:
溝口健二のこの作品は、いつみても新鮮な驚きを感じるものがあってとてもおもしろい。
小津安二郎の『東京物語』(1953年)も同じように他愛のないシンプルな物語なのだが、それゆえに演技や演出による高度な映像表現を成立させているともいえそうだ。
この映画『雨月物語』では妖艶な京マチ子や主役の森雅之の演技も素晴らしかったが、空想と現実が交差する自然な展開が高度なリアリティとして生成されていることに感動した。

最近、ひと昔前の良質の日本映画を鑑賞したいの思っている。小津安二郎、成瀬巳喜男、溝口健二、黒澤明らの全ての作品を鑑賞するにはどうしたら良いのだろう。
この間、ツタヤに行ってみると、韓流ブームの煽りなのか韓国ドラマが店内の半分以上を占めているような感じがした。日本映画をもっとおいて欲しいものだ。


|comments(0) | trackbacks(0) | 16:48 | category: 日記 |
# ムカデ第1号
ムカデ第1号発生(全長12cm程度)。
日曜日に鉢の土を入れ替えていたカミさんが遭遇。

どういうわけかいつもカミさんが第一発見者となる。
ぼくはいつも処理班。


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ぼくはひたすら庭木の剪定。
ツツジ、コデマリ、ユキヤナギ、マツなどをやっつける。

次週は草刈機で山際の草の刈り入れをして今年は一応終了となる。
ぼちぼちキューリの苗を植えるかな・・・


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結構、でかいでしょう・・・
これにやられたら大変だ!




|comments(0) | trackbacks(0) | 11:30 | category: 日記 |
# モクモク
岩国の城山、この新緑のモクモク感はすごいですね。
でも、昨日今日は澄みきった空気が主役・・・。いつもより山が近くに感じられるから不思議です。





|comments(0) | trackbacks(0) | 20:32 | category: 日記 |
# 個展の日程が決まる
今年は予定していた第3回クロスアート展は中止となりました。10月に準備していた展覧会もぼくの個展で調整することになりました。

ちなみに、会場はシンフォニア岩国の全企画展示室で会期は10月24日(水)から28日(日)まで。時間は10:00〜18:00となります。
展覧会の名称は「原田文明の現況2012展」となります。

ぼくとしては一昨年の周東パストラルホールに継ぐ、まとまった個展になると思います。

全てを新作でやるかどうかは未定ですが、乞うご期待といったところですね。





|comments(0) | trackbacks(0) | 18:18 | category: インフォメーション |
# OG・タチカワ
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当教室の受験コースから京都造形芸大のプロダクトデザインに進学した立川歩(高水高校)のことが同大学の大学案内(2012年版)で紹介されている。

卒展で学長賞を受賞した同OGの佐藤真美(岩国高校)のことはこのブログでも紹介したことがあるけれど、ここではイタリアのメーカー「ALESSI」が募集したテーマ「スモール・ライフ」のコンペで最高の評価をいただいて大きな自信になった、との本人のコメント入りで詳しく紹介されている。



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受験中、所属していた女子ハンドボール部の「ぶちがんばる」「根性」「一球入魂」などの文字が背中に書いてある3種類のTシャツを着て頑張っていた頃が思い出される。

笑顔の可愛いボーイッシュな感じだった娘は、いつの間にかしとやかな感じの髪の長い女性になっているではないか。

このヤロー・・・ふざけている。





|comments(0) | trackbacks(0) | 14:21 | category: インフォメーション |
# GW2012
今年のGWも今日が最後。
今日は朝から庭掃除。やれやれ・・・

ガレージの際にある葡萄のつるが伸びてきていたので、“オロ”代わりの細いロープを張る。
それから、それから、屋根のトイの掃除とつづく。


29日の錦帯橋まつりからはじまった今年のGW。


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午後1時ころから恒例の「大名行列」がはじまった。
名古屋から帰省していた友人と3人で骨董市で大にぎわいとなった河川敷へ行ってみた。
はじまったばかりで錦帯橋の3橋にさしかかった大名行列を河川敷からみることに・・・。


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今年も骨董市は大賑わいとなった。

2日は大学進学説明会を実施。芸大美大の現状と入試等々について詳しい説明が・・・
保護者とともに参加してもらった説明会はとても充実したものとなった。
これで受験生らのモチベーションも上がってくるだろう。
研究生OB、OGたちの現役で頑張っている様子も聞けてうれしかったなあ。


3日(憲法記念日)は午後から東海大法科大学院の永山茂樹教授の講演会へ・・・。
その後、永山先生を囲む打ち上げに参加。けっきょく、12時頃まで飲んだくれてしまうことに・・・。


翌日の4日、島根との県境六日市方面の里山をめがけて直行。山菜狩りに行くことに・・・
途中、錦町の道の駅「ピュアラインにしき」に立ち寄ってみれば何処からやってきたのか大勢の人たちでにぎわっていた。


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いつもの「一休」でお好み焼きを食べて、友人のNさんの実家へ三菜狩りに・・・

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5日はフレンドシップデー・・・けたたましい爆音によって起床。
「朝から何やっているんだコノヤロー・・・」
一般公開された米軍基地でアクロバット航空ショーがはじまったようだ。

午後3時頃から庭でバーベキュー。
飛行機の爆音はやかましかったけれど呑気な一日だった。



今年のGW。
ふり返ってみれば今年はやはり憲法のことを少し考えたかな?今もいろいろ考えている。

改憲か護憲かを話題にする前にもっと国のあり方を議論すること。その必要性を感じたGWだったかな。








|comments(0) | trackbacks(0) | 15:15 | category: 日記 |
# 新緑の吉香公園
今日の教室(児童コース)では、3週目のスケッチということで子どもたちを連れて吉香公園に出かけることに・・・。
となりの牡丹園では牡丹が満開となっていて、多くの人が鑑賞に群がって写真などもおさめていた。


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この時季の城山の新緑がぼくは好きで、どこか自然の息吹のようなものを感じ感動的なのだ。

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子どもたちのスケッチも3週目とあって、すでに桜の花は散っていて葉っぱが顔を出していた。
どうにかみんな仕上げることができてよかった。気持ちも良かった。

次週は工作「葉っぱの迷路」をつくることになっている。





|comments(0) | trackbacks(0) | 19:57 | category: 日記 |
# “ナルコユリ”
わが家の庭に咲いた小さな小さな“ナルコユリ”。これも春をつげる花ですね。可愛いでしょう・・・










|comments(0) | trackbacks(0) | 19:07 | category: 日記 |
# ヨーロッパ絵画400年の輝き カンヴァスに描かれた女性たち 展
山口県立美術館ではリニューアルオープン特別展として、ポーランドの個人コレクションとしては最大級の所蔵数を誇るヨハネ・パウロII世美術館より、「女性」をテーマにヨーロッパ絵画の精華61点 を紹介する展覧会が開催されています。


アンリ ・ガスカール《マリー・ド・セヴィニェ(?)の肖像》(部分)
17世紀後半-18世紀初 ヨハネ・パウロII世美術館蔵
Museum John Paul II. The Carroll-Porczyński Foundation

ヨーロッパ絵画400年の輝き
カンヴァスに描かれた女性たち/Elegant Women of European Art

2012426()─610()

開館時間 9:00─17:00(入館は16:30まで)

休館日  月曜日*ただし430日は開館

主催   山口県立美術館、読売新聞社、KRY山口放送

問合せ先 山口県立美術館

     〒753-0089 山口県山口市亀山町3-1 tel. 083-925-7788






|comments(0) | trackbacks(0) | 14:27 | category: インフォメーション |
# 浅草神社で結婚式
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この間は甥っ子の結婚式で久しぶりに上京することになった。
式は浅草神社という浅草寺、雷門のすぐとなりの由緒ある神社で執り行われた。
ぼくたちはスカイツリーが正面に見えるホテルに宿泊。


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あいにくの曇り空ではあったが心配された雨は何とか大丈夫だった。
特に留袖の着物に着替えるカミさんなどは天気が心配だったらしい。
けど、東京はけっこう寒かった。


式は滞りなく30分程度で終了。
神主さんのとてもいい挨拶が印象的だった。親族のみのこじんまりとした披露宴も近くの料亭「一松」で行なわれることになり、新郎新婦はそこまで人力車で移動するという演出。

けっこう料理も美味しく紙きりの寄席芸人の演芸や新郎のにわか落語もそれなりに様になっていておもしろい宴となった。

その後、ホテルに引きあげて一休み。
服を着替えてわれわれは息子らと4人で飲みに出ることに・・・。

結局、12時近くまで飲んでひきあげた。
息子もホテルに宿泊できたのだが、いろいろ予定があるらしく最終の電車で帰って行った。


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翌日は友人のゴトウ・シュウの収蔵作品展をみるため埼玉県立近代美術館へ行くことに・・・。草間弥生展も同時に開催されていてこちらも拝見することができて良かった。 
ゴトウさんは岩手県の廃校となった跡地を活用した各種プロジェクトを展開中だったのだが、3.11の東日本大震災で津波の被害はなかったけれど地震災害に見舞われた。
結局、耐震補強もままならずその廃校は取り壊しになったが、そこで行われていた活動のようすも紹介されていた。
ぼくらが出会ったころのブラッシングの仕事に前後して、以前のオプティカルなグラフィック作品と以後のドリッピングから半立体的な作品にいたるまで拝見することができて良かった。


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草間弥生展は草間ワールド全開といった感じだったけれど、ぼくは展示のあり方にやや不満が残った。

帰りには上野に立ち寄って東京国立博物館の「ボストン美術館日本美術の至宝展」をみて次のホテルに向かうことに・・・
仏教美術もおもしろかったけれど、長谷川等伯、伊藤若冲、尾形光琳、狩野探幽らの作品はさすがにうならせる素晴らしいものだった。
その中でも際立って奇才を放つ曽我蕭白には度肝をぬかれた。とにかくすごい。
乱暴力ありすぎと云ったところか・・・


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曽我蕭白

その後、ホテルのチェックインを済ませて、国立近代美術館の「ジャクソン・ポロック展」をみることに。
とてもいい展覧会だった。初期の具象的な作品からブラックポーリングの作品まで堪能することができてうれしかった。

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その後、神楽坂でSHの伊藤夫妻と「10月のマドモアゼル・シネマ岩国公演“東京タンゴ”」の打ち合わせをして12時近くホテルへ。

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翌日、午前中カミさんは編集者と打ち合わせがあるというので別行動。
寒さでなんとなく風邪をひいたようで咳がでるのをこらえて、森美術館で開催中の注目のアーティスト「イ・ブル展」をみるため六本木へ。


イ・ブルの作品にはじめてふれることになったが、とても見応えのある印象的な作品だった。











|comments(0) | trackbacks(0) | 17:06 | category: 日記 |
Profile

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石と意志(力の構造)/2011/700X100X30cm/stones plastic/The 2nd Cross Art 2011 岩国-広島


drawing and stone パフォーマンス公開制作/CROSS ART 2011展

bummei HARADA 「具体絵画の断面 part4」展/2010年1月

路地プロジェクト2010/古着、メッシュ、イルミネーション/周東パストラルホール

WORK 作品 / 1992 / 185x185 cm / 合板、和紙、鉛筆、新聞ほか [現代日本美術展]

WORK 作品 / 1992 / 230x400 cm / 合板、和紙、鉛筆、新聞、染料ほか

COUPLING/1996/秋穂産御影石、コールテン鋼/山口県セミナーパーク

Art document 2004 KINTAIKYO project (総合ディレクター、アーティスト)
祈りプロジェクト/Art document 2004 KINTAIKYO project

錦帯橋の架かる錦川の中流に美川という山間の小さな町がある。かつては川を行き来する“物資輸送の中継地”として、また一時期は“鉱山の町”として栄えた。その町で子ども時代を過ごした私はこの川で育ったといっていい。
夏は一日中、川で魚をとったり泳いだりして遊んだ。大雨の時には川は豹変し、化け物のような濁流となって恐ろしく大きな被害を残した。私が子どもの頃の冬は、まだ雪も多く降っていて、手の切れるような冷たい水の中で、和紙の原料となる楮の皮を剥いた白い材料を浸している大人たちを見ていた。川の一部は凍りつき小雪が降りつづいていた。
川の移ろいに四季を感じ、あるいはこの川と一体となっていたのかもしれない。“エンコウの話”や“かっぱ伝説”を聞かされ、川の怖さ、面白さ楽しさが原体験として身体に染みついている。
記憶の一つに、夏に行われていた“万灯(まんどう)流し”がある。当時は、わら束を円形に形づくり木の枝で三脚を立てて器を支え、たい松を燃やして川に流していたものである。儀礼的な意味としてではなく、ただ非日常的な美しさが記憶に残っている。
振り返ってみれば、この川の自然の様相も私たちの生活の営みとしての文化の「流れ」とともに変ってしまった。“祈りプロジェクト”は、そうした子ども時代の原体験が記憶の底、あるいは意識の底から起きてきたのかもしれない。それとも、これまでの「流れ」の中で失いかけていた祈りの気持ちをあらためて考えたいと願っていたのかもしれない。
平成の架け替えで、錦帯橋は2004年3月に新しく生まれ変わった。この作品は解体された錦帯橋の材料を物質として残すのではなく、錦川の流れに沿って移ろうままにつながれた水上の炎で消滅させ、生まれ変わった橋を照らしだす仕組みとなっている。
私は自らの原体験とあわせて「流れ」と「祈り」そのものに向き合い、私の現在を見つめようとしたのだろうか。それとも、炎として燃え上がる物質の消滅を見つめ精神の回復を願ったのだろうか。
眼前の流れを見つめながら・・・。 

流れ / 2003 / Art move 2003 〈IWAKUNI〉“表現の成り立ち”
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原田美術教室研究生募集中
表現の可能性を考え、個性をひきだすユニークな美術教室

受験コース

このコースでは多様化する今日的な美術の状況と受験の現実をふまえて、ひとりひとりの個性を大切にし、造形美術の基礎的な取り組みから、「見る」「感じる」そして「描く」力を育てます。また、発想の展開や表現することの意義深さ面白さを深く「考える」ことを通して、柔軟で力強い造形力がつくよう親切に指導しています。

児童コース

このコースでは遊び心を大切にして、いろいろな作品の制作に取り組みます。造形美術の楽しさは、ただ作品を完成することだけではなく、つくる過程で何を感じ、また何を考えるかということ。子どもたちと一緒にその創意と可能性について考えながらしんせつに指導しています。

一般コース

文化的な営み、活力と潤いのある生活。このコースでは、はじめての人から県美展や市美展をはじめ他の美術コンクールなどで入選入賞を果たしている人、あるいは国籍・性別・年令を問わず色々な人を対象としています。内容も油彩・水彩・アクリル画と色々ですが、人と人、表現と表現のふれあう中で、テクニックだけではなく絵を描くことで何を発見できるか、ということを問いつづけています。
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岩瀬成子の本


 『ピース・ヴィレッジ』(岩瀬成子著、偕成社)

大人になっていく少女たちをみずみずしく描く

「最後の場面のあまりのうつくしさに言葉をうしなった。私たちは覚えている、子どもからゆっくりと大人になっていく、あのちっともうつくしくない、でも忘れがたい、金色の時間のことを。」 角田光代

基地の町にすむ小学6年生の楓と中学1年生の紀理。自分をとりまく世界に一歩ずつふみだしていく少女たちをみずみずしく描いた児童文学。

偕成社から好評新刊発売中!

 『だれにもいえない』(岩瀬成子著・網中いづる画、毎日新聞社)

小さな女の子のラヴストーリー。
点くんをきらいになれたらな、と急に思った。 きらいになったら、わたしは元どおりのわたしにもどれる気がする。 だれにも隠しごとをしなくてもすむし、 びくびくしたり、どきどきしたりしなくてもすむ。(本文より)
4年生の女の子はデリケートだ。 せつなくて、あったかい、岩瀬成子の世界。 おとなも、子どもたちにもおすすめの一冊。

『まつりちゃん』(岩瀬成子著、理論社)
この作品は連作短編集という形式で構成され、抑制の効いた淡々とした表現で描かれているところが新鮮である。各篇ごとにちがった状況が設定され登場人物(老人から子ども)たちはそれぞれ不安、孤独、ストレスといった現代的な悩みを抱えている。その中で全篇を通して登場する“まつりちゃん”という小さな女の子は、天使のように無垢なる存在として現れる。その女の子と関わることによって物語は不思議なこと癒しの地平へと開示され、文学的世界が立ち上がるかのようだ。 岩瀬成子の新しい文学的境地を感じさせる魅力的な一冊ともいえる。
 
絵本『ねずみじょうど』(岩瀬成子文、田島征三絵、フェリシモ出版)

『オール・マイ・ラヴィング』(岩瀬成子著、集英社)
■ 1966年、ビートルズが日本にやって来た!14歳の少女が住む町にビートルズファンは一人だけだった。 ■ 「オール マイ ラヴィング」とビートルズは歌う。聴いていると、だんだんわたしは内側からわたしではなくなっていく。外側にくっついているいろいろなものを振り落として、わたしは半分わたしではなくなる。ビートルズに染まったわたしとなる。 ■ 岩瀬成子の新刊、1月31日集英社から好評発売中。“あの時代”を等身大の少女の目でみつめた感動の書き下ろし長編小説 『オール・マイ・ラヴィング』 ■ ビートルズ ファン必見の文学はこれだ!
『そのぬくもりはきえない』(岩瀬成子著、偕成社)
■ 日本児童文学者協会賞受賞


朝はだんだん見えてくる(岩瀬成子著、理論社) ■ 1977年、岩瀬成子のデビュー作。本書はそのリニューアル版で理論社の『名作の森』シリーズとして再発行されたもの。
里の芸術一揆「里山 ART Project 吉賀」

本プロジェクトは隔年式のアートビエンナーレとして、将来の「地域」「文化」「くらし」を考える文化的なムーブメント(運動)をつくることを目的とするものです。また、地域の農耕文化や伝統に学び、芸術文化の振興発展と普及のみならず、「生活と芸術」「過去と現在」「人と地域」の交流を軸とする文化による地域づくりについて考えるものです。 このことは、吉賀町がこれまで取り組んできた自然との共存共生を願うエコビレッジ構想と合わせて、人間の営みとしての文化と里山の自然について考えることであり、里山に潜在する魅力とその可能性を再確認し文化意識の変革と活性化を推進するものです。 今回は、現代アートの最前線で活躍する8名のアーティストによる最新作を現地で制作し、地域住民とともにワークショップや生活文化など多方面での活発な交流が実現されるものと考えています。 2010年10月開催予定。
第2回 CROSS ART 2011 岩国-広島

2011年10月12日(水)〜10月16日(日)
AM10:00-PM6:00
山口県民文化ホール「シンフォニア岩国」(tel.0827-29-1601)
この展覧会は広島と岩国を中心に活動をつづける二つのグループ『グループ立展』と『絵画のいろは展』の合同の展覧会として開催 するものです。広島と岩国という地域(環境)をこえた美術交流を通して、文化的な理解と協力を求めるだけでなく、日常生活にお ける芸術文化活動の意義を考え、双方のさらなる発展とともに作品制作における刺激と造詣を深めることを願うものです。 また、いわゆる“シロート”と“クロート”、“抽象と具象”、“生活と芸術”という二つの概念をクロスさせ、限界芸術の可能性をも視野に入れるきわめてユニーク な美術展となっています。 今日、私たちは過剰な情報(メディア)とかつて経験したことのない世界的同時不況をむかえ、アイデンティティーの喪失感と実感 (リアリティー)の質的変化の状況に直面し混乱を招いています。本展では、閉鎖的な地域間の枠を超えて日頃の研究成果を発表す ることを通して、「人とアートと地域」がクロスする中で表現することの意味とその意義について考え、同時に日常的な生活と芸術の あり方を総体的に捉えかえすまたとない機会となることでしょう。 この展覧会が[文化的な営みと豊かさ]また[活力と潤いのある生活]とは何か、という問いについて考える契機となり、地域文化 の普及と振興発展に寄与することができれば幸いと考えます。

パフォーマンス公開制作
第8回ヒロシマ賞受賞記念 オノ・ヨーコ展 希望の路 YOKO ONO 2011

 
2011年7月30日(土)〜10月16日(日)
広島市現代美術館
ヒロシマ賞とは
世界最初の被爆地である広島市は、世界の恒久平和と人類の繁栄を願う「ヒロシマの心」を美術を通して世界へ訴えることを目的として、1989年に創設されました。広島市現代美術館ではその第8回目の受賞者となった受賞記念としてオノ・ヨーコ展を開催します。

1933年に東京で生まれたオノ・ヨーコは、半世紀以上にわたる前衛芸術家としての創作活動を通じて、視覚芸術、パフォーマンス、音楽、 フィルム、詩などの多様なメディアを駆使しながら、芸術の境界を広げてきました。人々の想像力に働きかけ、観客が実際に作品の制作に参加することを目的としたその作品は、1960年代以降の現代美術の潮流のひとつであるコンセプチュアル・アートの先駆的な表現として高く評価されています。その後も絵画や彫刻など特定のジャンルにとどまることなく、芸術表現の新しい形を創造し続けています。


鎮魂と未来への希望〜ヒロシマ・ナガサキ、そして東日本大震災
人類がその歴史のなかで体験した最大の悲劇のひとつであるヒロシマとナガサキ。そして多くの人々が命を落とした先の東日本大震災。展覧会は、これらの悲劇を経験した人々に対する鎮魂と、未来への希望の路を指し示す新作のインスタレーションを中心に、オノ・ヨーコのメッセージを世界に向けて発信するものです。  
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