# 『雨月物語』(1953年、溝口健二監督作品)
2012.05.16 Wednesday

森雅之と京マチ子
バルセロナの友人、泊佐奈恵さんの情報で映画『雨月物語』を全編とおして鑑賞した。
原作:上田秋成、脚本:川口松太郎、監督:溝口健二のこの作品は、いつみても新鮮な驚きを感じるものがあってとてもおもしろい。
小津安二郎の『東京物語』(1953年)も同じように他愛のないシンプルな物語なのだが、それゆえに演技や演出による高度な映像表現を成立させているともいえそうだ。
この映画『雨月物語』では妖艶な京マチ子や主役の森雅之の演技も素晴らしかったが、空想と現実が交差する自然な展開が高度なリアリティとして生成されていることに感動した。
最近、ひと昔前の良質の日本映画を鑑賞したいの思っている。小津安二郎、成瀬巳喜男、溝口健二、黒澤明らの全ての作品を鑑賞するにはどうしたら良いのだろう。
この間、ツタヤに行ってみると、韓流ブームの煽りなのか韓国ドラマが店内の半分以上を占めているような感じがした。日本映画をもっとおいて欲しいものだ。















































