T保育園の子どもたち

  • 2019.01.18 Friday
  • 20:28

 

 

 

新設されたきれいな園舎でのびのびと絵を描いています。今日は『ビニール画』に取り組みました。

 

 

 

まわりをキョロキョロしないでオレのが一番と思って描くんだよ。

 

 

 

友だちの絵もけっこういいぞーっ。

 

磯崎有輔彫刻展

  • 2019.01.11 Friday
  • 20:05

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アートドキュメント2004錦帯橋プロジェクトで岩国のぼくたちともお馴染みの彫刻家磯崎有輔さんの大規模な展覧会が明日12日から3月10日まで周南市郷土美術資料館にて開催されます。

磯崎さんは周南市生まれで東京芸大彫刻科コースに学んだ新進気鋭の彫刻家の一人です。

ぼくは周東パストラルホールで行われた作品展で彼の『CELL』という抽象的な作品にふれたのが最初の出会いでした。

その後、錦帯橋プロジェクトに参加していただき参加作家の肖像彫刻を錦雲閣に並べた「ハーモニー」という作品を制作されました。錦帯橋プロジェクトに出品されたその作品は平成の架け替え事業にともなう錦帯橋の解体材料で巨大な台座に設置したもので錦帯橋を訪れた多くの人に注目されました。

このころは具象的な作風でしたがその後2014年だったか東北の被災地を訪ねる前に東京銀座のフォルム画廊で行なわれた個展を横須賀市立美術館の『小林孝亘展』と町田市文学館の『赤瀬川原平と尾辻克彦展』とともに拝見しました。

ところが銀座の画廊は日曜日が休廊ということを忘れていてそのときは残念ながら磯崎さんの個展は画廊のウインドウ越しに小品を観ることしかできませんでした。

今回はそのとき見逃した大作が拝見できそうで楽し みです。

みなさんも是非とも周南市へ足を運んで楽しんでいただければと思います。

 

 

 

 

教室の面々

  • 2019.01.11 Friday
  • 17:22


次々と作品が仕上がっています。これはスミさん。



これは中澤さん。



頑張っていますな。



玉井さんの空の作品も完成しました。



小方さんの犬も何とか仕上がっています。



川部さんもやっと完成しました。

あけましておめでとうございます

  • 2019.01.04 Friday
  • 11:46

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年、平成最後の31年の幕開けです。

 

熊本では新年早々に大きな地震がありましたが岩国の正月は幸いにも比較的おだやかな気候にめぐまれました。



昨年は3年ぶりの個展開催でいろいろな方々にお世話になりました。久方ぶりに色彩をつかった作品に取り組みましたが、これまでとは少しちがった見え方ができることも確認でき新しい絵画の方向性も確認できました。

実はこのことでかなり意識的に体力保持に取り組んではいましたが、この点では無視できない現実を突きつけられた気もしました。

確かに、年末の大掃除でもこのことは痛感したところでした。筋肉痛や疲れからおもわず風邪をひきそうにもなりました。



《回顧展》などまだまだ先のことのようにも思いますが、体力のことを考えるとこれはもう70くらいで本気にならないと難しい気もしています。そうなると場所のことを含めていろいろ計画しなければいけない現実も突きつけられたようにも思います。

 

また、今年は天皇の退位で元号も変わりこの国のあり方を決める大切な選挙もあります。異常気象による災害だけでなく国難ともいえる政治・経済・外交問題が山積していて国民生活の見通しも立たない事態となっています。

正月の3日間は岩国米軍基地も静かにしていましたが、4日からは早くも戦闘機の離発着訓練で騒音に悩まされています。常態化したこの日常はやはり異常だと考えなければいけません。

NHKをはじめマスコミ報道のあり方も問われている現状では、自ら信頼できる情報を求めて考えていくほかありません。

やれ、改憲だ!オリンピックだ!ワールドカップだ!万博だ!とかつての繁栄を夢みて踊らされている場合ではないことを痛感します。最近の自然災害はその警告のようにも思われてきました。

仮にそうだとすれば、この事態すべてが人災であるともいえます。

 

さてさて、幕開けしたばかりの新時代はどんな一年になるのでしょうか。私的には自然界の『尊厳』と『畏怖』について考えてみたいと思っています。

教室案内

  • 2018.12.24 Monday
  • 10:10

原田美術教室案内


受験コース
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受験生のデッサン

 

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京都造形芸大4年Sの作品 

このコースでは多様化する今日的な美術の状況と受験の現実をふまえて、一人一人の個性を大切にし、造形美術の基礎的な取り組みから「みる」「つくる(描く)」「感じる」力を育てます。具体的には鉛筆・木炭デッサン、油彩、水彩を中心に受験対策と徹底した基礎を学びます。
  また、発想の展開、表現することの意義深さ面白さを[考える]ことから、柔軟で力強い造形力がつくよう親切に指導します。


児童コース
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TRY展会場

 


粘土あそび

今の子どもたちは考えることや感じとることよりも先に知識や情報を得ることに関心があり、効率的な結果を求めすぎているように感じられます。また、ゲームやテレビに夢中で一方的に与えられることを楽しんでいるようにもみえます。
  このコースでは絵画や粘土あそびのほかに、木や金属、紙、ガラス、石などいろいろな素材にふれることを通して作品制作に取り組んでいます。造形あそびの楽しさは、ただ作品を完成することだけではなく、つくる過程で何を感じ、何を考えるかということ。子どもたちと一緒にその創意と可能性について考えながら、道具や素材に親しむことから親切な指導をしていきます。
  秋のスケッチや夏の野外あそびなどのほか、定期的に展覧会「TRY展」を開催して、教室で制作した作品を発表します。


一般コース

 

 


絵画のいろは展

文化的な営み、活力と潤いのある生活。このコースでは、はじめての人から県美展や市美展をはじめ他の美術コンクールなどで入選入賞を果たしている人、あるいは年齢や国籍、性別を問わずいろいろな人を対象としています。
  内容としては油彩・水彩・アクリル画といろいろですが、人と人、表現と表現のふれあう中で、テクニックだけではなく絵を描くことで何を発見できるか、ということを問いつづけています。
  また、秋のスケッチ、美術鑑賞などのほか「絵画のいろは」展「グループ小品」展をビエンナーレ形式で交互に開催し教室での制作発表をしています。

 

 

 


 

 

 

 

年内最後の絵

  • 2018.12.22 Saturday
  • 20:10

愛宕グループ年内最後の絵。



Kさん結構いい感じになりましたよ。制作する過程でいろいろな発見をしながら右往左往した結果こうなりました。



スミさん、やはり布を描いて良かったみたい。




Nさん、持ち帰ってここまでやる予定として終了。年始めは第2週ですよ。

T保育園のおおやまさん

  • 2018.12.20 Thursday
  • 21:06

 

 

 

今日はT保育園のみんなと『おおやまさん』を描きました。おおやまさんは幼稚園バスの運転手さんです。

 

 

二つの映画作品

  • 2018.12.18 Tuesday
  • 19:51

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11月の個展が終わってから2本の映画を観た。

一つは周南MOVIXでボヘミアン・ラプソディー、もう一つは横シネで「黙ってピアノを弾いてくれ」という話題の映画でともに音楽の作品ということで共通しているが内容はかなりちがっている。

「ボヘミアン、、」は英国のロックグループ“クィーン”を徹底して演じたもので最高の営業成績を記録。「黙ってピアノ、、」は<狂気>の天才音楽家チリー・ゴンザレスの傑作ドキュメタリー作品といえる。

 

 

チリー・ゴンザレスについては恥ずかしいながらぼくはその存在さえ知らなかったのだがきわめて魅力的な音楽家であることを知るいい機会となったがとてもおもしろい映画だった。狂気か、奇人・変人か、それとも天才?

評価や理解されることを拒み、不条理ともいえるその破天荒な言動は超現実的でどことなく演劇的な感じさえするから不思議だ。

 

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一方、クィーンのフレディ・マーキュリーらも常に新しい音楽、新しいステージに挑みつづける。彼らも決して同じ音楽をくり返すことはなく自信に満ちあふれている。人種や彼らの生い立ちもあるが、必然的に差別や政治にいたる社会問題への強いメッセージを込めたパンク的な要素を露呈し圧倒する。

 

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どういうわけか、今年は台湾映画「日曜日の散歩者」からはじまって広島市現代美術館で行なわれた「阿部展也展」、常設展で偶然に遭遇した福島秀子とつづき、シュールレアリズムに縁があった。

若い頃、シュールの団体・美術文化に関わったこともあり懐かしさだけでなく不思議な縁を感じたようにも思う。

また、ぼくは「黙ってピアノ、、」のチリー・ゴンザレスに「文殊の知恵熱」や「斎藤徹」が交差したようにみえたのだがそれはどういうことだろう。

この二つの作品を関連づけるつもりはないが、ともに既成の概念を超えようとする欲求とどこか根源的なおもしろさを探求する自信に満ちあふれているという共通項があったようにも思う。もちろん、あたたり前のことだが一概にいうことなどできるわけもないが、、、。

 

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ともあれ、年末にこの楽しい映画を観ることができたのはとても幸せなことだったが、ぼくは3年ぶりの個展を終え、次回の構想と新作の展開に思いを巡らせている。

 

あの大根

  • 2018.12.16 Sunday
  • 12:07

 

やっと、始末したよ。葉っぱは二袋に刻んで冷蔵庫の中に、、、

こんなになっちゃった

  • 2018.12.14 Friday
  • 17:10

 

 

 

嗚呼、あの大根が、、、

こんなに、こんなに、こんなにも、、、

ハイ、出来あがり。

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絵画のいろは展2017


2017年10月18日wed〜22日sun
10:00〜18:00
シンフォニア岩国企画展示室


この展覧会は、絵を描きはじめて間もない人から山口県美展・岩国市美展など他の美術コンクールや個展などで活躍している大人に加えて、これまでTRY展として活動してきた子どもたちを含む初心者から経験者までの作品を一堂に展示する原田美術教室の研究生およそ30人で構成するものです。
アトリエや教室での日ごろの研究成果を発表すると同時に、人と人、表現と表現のふれあうなかで単に技術の習得のみならず、絵を描くことで何を考え、何を発見することができるかということ。また、「文化的な営みと豊かさ」あるいは「活力と潤いのある生活」とは何か、という問いについて考える契機となることを願っています。「絵画のいろは」とはこのように制作上の技術の問題だけでなく、日常生活での活力や潤いのある生活のあり方を考える実践的問いかけに他ならないのです。
特に今回は子どもたちの作品を含めてそのことについて考える風通しのいい会場構成となっています。研究生として親睦を兼ねたコミュニケーションを大切にし、互いの作品を認める楽しさや表現の多様性について考え、アートのおもしろさを伝えることで地域の芸術文化活動のささやかな普及と発展に寄与したいと願うものです。

子どもの作品が大人気
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グループ小品展2018


2018年10月3日(水)〜10月7日(日) シンフォニア岩国
主催:原田美術教室会員
この展覧会グループ小品展は、絵を描きはじめて間もない初心者から山口県美展・岩国市美展など他の美術コンクールや個展などで活躍している経験者までを含む原田美術教室の研究生で構成され、絵画のいろは展とともに隔年で開催するものです。 今回のグループ小品展では、日ごろの研究成果を発表すると同時に、人と人、表現と表現のふれあうなかで単に技術の習得のみならず、絵を描くことで何を考え、何を発見することができるかということ。そして、「文化的な営みと豊かさ」あるいは「活力と潤いのある生活」とは何か、という問いについて考えることを目的としています。 また、グループ研究生として互いの親睦を兼ねたコミュニケーションを大切にし、互いの作品を認める楽しさを発見すると同時に表現の多様性について考え、アートの楽しさを伝えることで地域の芸術文化活動の普及と発展に寄与し貢献したいと願うものです。




  

原田文明展 ドローイングインスタレーション2015


2015年12月2日wed−6日sun 10:00−18:00
シンフォニア岩国企画展示ホール
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ドローイングインスタレーションは、ここ十数年にわたって絵画表現の可能性について考えてきた一連の仕事をとおして、偶然とも必然ともいえる結果として発見されたものです。私はこれまで「具体絵画」と称して、物質(素材)が表現目的の手段として扱われるのではなく、物質のあり方それ自体を色彩やフォルムと等しく絵画の重要な構成要素とする一連の作品を制作してきました。そこでは行為と物質がもたらす一回性の出来事をも絵画を成立させる重要な要素として捉え、作為的な感性によって空間へと展開されています。
つまり、そのことによって生成される新しい意味と存在の可能性をリアルな世界として位置づけ、その意味を問いかける主知的な営為と考えてきたのです。したがって、その作用のあり方は平面的な二次元の世界から室内空間(場所)を構成する三次元的な世界へとその機能性を拡張し、ドローイングインスタレーションともいうべき様式へと変容させ意識化されてきたとも云えるのです。
私にとってもはや絵画は物理的な意味においても多元的な空間へと自在に移ろうイリュージョンの世界へと変容してきたと云うべきかもしれません。それは身体として、あるいは存在そのものとして、確知されるべき対象として見えかくれするもの。換言すれば、世界を包み込む現存(リアルな世界)への希求の現われと云えるものかもしれません。 本展はこれまでの多岐にわたる活動をふまえて辿りついた新作ドローイングインスタレーションで構成する原田文明の現況を示すものです。

里の芸術一揆「里山 ART Project 吉賀」



本プロジェクトは隔年式のアートビエンナーレとして、将来の「地域」「文化」「くらし」を考える文化的なムーブメント(運動)をつくることを目的とするものです。また、地域の農耕文化や伝統に学び、芸術文化の振興発展と普及のみならず、「生活と芸術」「過去と現在」「人と地域」の交流を軸とする文化による地域づくりについて考えるものです。 このことは、吉賀町がこれまで取り組んできた自然との共存共生を願うエコビレッジ構想と合わせて、人間の営みとしての文化と里山の自然について考えることであり、里山に潜在する魅力とその可能性を再確認し文化意識の変革と活性化を推進するものです。 今回は、現代アートの最前線で活躍する8名のアーティストによる最新作を現地で制作し、地域住民とともにワークショップや生活文化など多方面での活発な交流が実現されるものと考えています。 2010年10月開催予定。

岩瀬成子話題の本棚


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『地図を広げて』(岩瀬成子著 理論社)
父親と2人暮らしの鈴のもとに、母親が倒れたという知らせがとどく。母はそのまま亡くなってしまい、母親のもとにいた弟の圭が、鈴たちといっしょに暮らすことになった。 たがいに離れていた時間のこと、それぞれがもつ母親との思い出。さまざまな思いをかかえて揺れ動く子どもたちの感情をこまやかにとらえ、たがいを思いやりながら、手探りでつくる新しい家族の日々をていねいに描いた感動作。

『ともだちのときちゃん』(岩瀬成子作 植田真絵 フレーベル館)
フレーベル館【おはなしのまどシリーズ】として出版された岩瀬成子の新刊『ともだちのときちゃん』は、イメージの広がりとこの年頃の子どもが経験する瑞々しい出会いにあふれています。(略)著者はそういう細部をみつめる子どもの感情をとてもよく描いていて、このお話しの最後のところでたくさんのコスモスの花にかこまれて青い空と雲をみつながら「ぜんぶ、ぜんぶ、きれいだねえ」とふたりの気持ちをつたえています。

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『ちょっとおんぶ』(岩瀬成子作 北見葉胡絵 講談社)
6才のこども特有のイノセントな感覚世界。この年ごろの人間だけが経験できる世界認識のあり方が本当にあるのかもしれない。あっていいとも思うし、ぼくはそれを信じていいようにも思います。名作「もりのなか」(マリー・ホール・エッツ)が普遍的に愛読されるのもこの点で納得できる気がするのです。
この本の帯にあるように、絵本を卒業する必要はないけれど絵本を卒業したお子さんのひとり読みや、読みきかせにぴったり!といえるかもしれません。どうぞ、手にとって読んでみてくださいね。

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『マルの背中』(岩瀬成子著 講談社)
父と弟の理央が暮らす家を出て母と二人で生活する亜澄は、駄菓子屋のおじさんから近所で評判の“幸運の猫”を預かることに。野間児童文芸賞、小学館文学賞、産経児童出版文化大賞受賞作家による感動作!

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『ぼくが弟にしたこと』(岩瀬成子著 長谷川修平絵 理論社)
成長の予兆を感じさせるように父と再会した麻里生には、次第に人混みにまぎれていく父の姿は特別な人には見えなかった。著者は帯にこう書き記している。どの家庭にも事情というものがあって、その中で子どもは生きるしかありません。それが辛くて誰にも言えない事だとしても、言葉にすることで、なんとかそれを超えるきっかけになるのでは、と思います。

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『きみは知らないほうがいい』(岩瀬成子著・長谷川集平絵、文研出版)
2015年度産経児童出版文化大賞受賞。
クニさんの失踪、クラスメートの関係性が微妙に変化するいくつかのエピソード、昼間くんの手紙、錯綜するその渦の中で二人の心の変化と移ろいを軸に物語は複雑な展開をみせる。
最終章、米利の手紙にはこう書いてある。それはぐるぐると自然に起きる渦巻のようなものだった。「いじめ」という言葉でいいあらわせない出来事があちこちで渦巻いている学校。
それでも明るい光に照らされている学校。そして苦い汁でぬるぬるとしている学校。学校よ、と思う。そんなに偉いのか。そんなに強いのか。そんなに正しいのか。わたしは手でポケットの上をぽんぽんとたたいた。

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『あたらしい子がきて』(岩瀬成子著、上路ナオ子絵、岩崎書店)
前作『なみだひっこんでろ』の続編のようでもあり、“みき”と“るい”姉妹のお話となっているけれど、ストーリーそのものはそれとはちがうまったく新しいものである。 ここでは、お母さんのお母さんとその姉、つまり“おばあちゃん”と“おおばあちゃん”という姉妹がいて、知的障害のある57歳の“よしえちゃん”とその弟の“あきちゃん”の姉弟が登場する。 このように“みき”と“るい”姉妹の周りにもそれぞれの兄弟が重層的に描かれている。
第52回野間児童文芸賞、JBBY賞、IBBYオナーリスト賞を受賞。

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『くもりときどき晴レル』(岩瀬成子著、理論社)
ひとを好きになるとどうして普通の気持ちじゃなくなるのだろう。誰でもこのような不思議な感情に戸惑いを感じることがある。恋愛感情とも云えないやりきれない気持ちの動きと戸惑いをともなう心理状態のことだ。 本著は、「アスパラ」「恋じゃなくても」「こんちゃん」「マスキングテープ」「背中」「梅の道」という6つの物語で構成された短編集であるけれど、思春期を向かえる少し前になるそれぞれの子どもの現在としてそのやわらかい気持ちの揺れを瑞々しいタッチで描いたもの。

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『なみだひっこんでろ』(岩瀬成子著、上路ナオ子絵、岩崎書店)
今年度第59回課題図書に決定!

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『ピース・ヴィレッジ』(岩瀬成子著、偕成社)


大人になっていく少女たちをみずみずしく描く
「最後の場面のあまりのうつくしさに言葉をうしなった。私たちは覚えている、子どもからゆっくりと大人になっていく、あのちっともうつくしくない、でも忘れがたい、金色の時間のことを。」 角田光代
基地の町にすむ小学6年生の楓と中学1年生の紀理。自分をとりまく世界に一歩ずつふみだしていく少女たちをみずみずしく描いた児童文学。
偕成社から好評新刊発売中!

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 『だれにもいえない』(岩瀬成子著・網中いづる画、毎日新聞社)

小さな女の子のラヴストーリー。
点くんをきらいになれたらな、と急に思った。 きらいになったら、わたしは元どおりのわたしにもどれる気がする。 だれにも隠しごとをしなくてもすむし、 びくびくしたり、どきどきしたりしなくてもすむ。(本文より)
4年生の女の子はデリケートだ。 せつなくて、あったかい、岩瀬成子の世界。 おとなも、子どもたちにもおすすめの一冊。

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『まつりちゃん』(岩瀬成子著、理論社)
この作品は連作短編集という形式で構成され、抑制の効いた淡々とした表現で描かれているところが新鮮である。各篇ごとにちがった状況が設定され登場人物(老人から子ども)たちはそれぞれ不安、孤独、ストレスといった現代的な悩みを抱えている。その中で全篇を通して登場する“まつりちゃん”という小さな女の子は、天使のように無垢なる存在として現れる。その女の子と関わることによって物語は不思議なこと癒しの地平へと開示され、文学的世界が立ち上がるかのようだ。 岩瀬成子の新しい文学的境地を感じさせる魅力的な一冊ともいえる。

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『オール・マイ・ラヴィング』(岩瀬成子著、集英社)
■ 1966年、ビートルズが日本にやって来た!14歳の少女が住む町にビートルズファンは一人だけだった。 ■ 「オール マイ ラヴィング」とビートルズは歌う。聴いていると、だんだんわたしは内側からわたしではなくなっていく。外側にくっついているいろいろなものを振り落として、わたしは半分わたしではなくなる。ビートルズに染まったわたしとなる。 ■ 岩瀬成子の新刊、1月31日集英社から好評発売中。“あの時代”を等身大の少女の目でみつめた感動の書き下ろし長編小説 『オール・マイ・ラヴィング』 ■ ビートルズ ファン必見の文学はこれだ!

51dCgDlcLQL._SS500_.jpg『そのぬくもりはきえない』(岩瀬成子著、偕成社)
■ 日本児童文学者協会賞受賞


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『朝はだんだん見えてくる』(岩瀬成子著、理論社) ■ 1977年、岩瀬成子のデビュー作。本書はそのリニューアル版で理論社の『名作の森』シリーズとして再発行されたもの。

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